ギターエフェクターの買う順番は?エフェクター別おすすめの商品も紹介

エフェクター買う順番 アイキャッチ

エフェクターをいっぱい持っているアーティストになんか憧れますよね。

エフェクターボードが大きいと「こいつできる・・・!」と思うこともあるのでは無いでしょうか。

一方で、エフェクターは種類が多すぎることから、何を買っていいかわからなくなる人も多いと思います。

この記事では、ギター初心者に向けて、買うべきエフェクターの順番とそれぞれのおすすめ商品を紹介します。

エフェクターとは

まずは、エフェクターの基本から押さえておきましょう。

エフェクターとは、ギターの音を加工・変調する装置のことです。

単に音を大きくするだけでなく、音色を変えたり、特殊な効果を加えたりすることができます。

ただし、エフェクターは万能ではありません。

エフェクターを使うことで、多少ごまかせてしまう部分もあります。

例えば、オーバードライブをかけたときに、運指ミスが減ったように感じてしまいます。

基本的な演奏技術があってこそであり、エフェクターに頼りすぎずに、まずは基本的な演奏技術を磨くことが大切です。

初心者が優先して買うべきエフェクターの種類

初心者がエフェクターを買う際、どのような種類から始めるべきでしょうか?以下に、優先度の高いエフェクターを順に紹介します。

  1. マルチエフェクター
  2. オーバードライブ/ディストーション
  3. ディレイ/リバーブ
  4. コンプレッサー
  5. コーラス/フランジャー

これらの中から、自分の演奏スタイルや好みに合わせて選んでいくのが良いでしょう。

ただし、初心者の方には特に「マルチエフェクター」がおすすめです。

おすすめはマルチエフェクター!

マルチエフェクターは、複数の種類のエフェクトを1台に詰め込んだ便利な機器です。

初心者におすすめの理由は4つあります

  • 複数のエフェクトを一度に試せる
  • 比較的安価で多機能
  • プリセット音色が豊富で、すぐに使える
  • エフェクトの組み合わせを学べる

では、具体的なおすすめ商品を見ていきましょう。

おすすめ商品①:ZOOM G1 FOUR

G1 FOURは、本格的な機能を搭載しているにも関わらず、お手頃な価格で購入できるのが魅力です。

高価なエフェクターをいくつも揃える必要がなく、これ一台で様々なサウンドを試すことができます。

価格帯:約10,000円

特徴
  • 60種類以上のエフェクトと13種類のアンプモデルが内蔵されており、さまざまな音色を頼める
  • シンプルなインターフェースなので、初心者でもすぐに使いこなせる
  • 持ち運びにも便利なコンパクトサイズなので、ライブやスタジオ練習にも気軽に持ち出せる
  • ドラムマシーンも内蔵しており、リズムパターンも豊富に搭載されているので、一人で練習する際にも役立つ
  • 専用のソフトウェアを使えば、PCやMACと連携してさらに多くの機能を追加することができる。

おすすめ商品②:BOSS GT-1

BOSS GT-1は、本格的なサウンドを求める初心者の方や、より高度な音作りに挑戦したい中級者の方におすすめです。

細かい調整もできるため、自分の好みに合わせた音作りができます。

価格帯:約25,000円

特徴
  • BOSSの定番エフェクトを多数収している
  • シンプルな操作性のため、初心者でも扱いやすい
  • エクスプレッションペダルを内蔵しており、ボリュームペダルやワウなども使える
  • 丈夫かつコンパクトなため、持ち運びしやすく、長年使える

おすすめ商品③:Line 6 POD Go

Line 6 POD Goは、ギター初心者からプロミュージシャンまで幅広い層が使用しています。

高音質かつアンプシュミレーターのクオリティが高いため、自宅でレコーディングする際にも活用できます。

価格帯:約40,000円

特徴
  • 幅広いアンプ/エフェクト・モデルを搭載しているため、様々な音楽ジャンルに対応できる
  • コンパクトで高品質なサウンドが得られるため、自宅での音楽制作に最適
  • アンプシミュレーターとしても優秀
  • 豊富なプリセットや細かな編集もできるため、自宅、ライブ、レコーディングなど場所やシチュエーション問わず使える

コンパクトエフェクターならオーバードライブ

もしコンパクトエフェクターを狙っているのであれば、オーバードライブ/ディストーションエフェクターがおすすめです。

コンパクトエフェクターは1つの音色を作るのに特化しており、シンプルな操作性のため機械が苦手、マルチエフェクターはいろいろありすぎてどれ使っていいかわからなくなるといった方には最適です。

オーバードライブは音を歪ませるエフェクトで、ロックからJ-POPなどさまざまなジャンルに使用できます。

おすすめ商品①:BOSS OD-3

BOSS OD-3は、初心者からプロまで幅広いギタリストに愛される定番のオーバードライブペダルです。

自然な歪みで、1発目のコンパクトエフェクターは「BOSS OD-3」を買えば間違い無いでしょう。

価格帯:約10,000円

特徴
  • 自然でギター本来の音色を損なうことなく、歪ませられる
  • 汎用性が高く、どのジャンルにも対応が可能
  • 現役のプロでも使っている人が多い

おすすめ商品②:Ibanez Tube Screamer Mini

Ibanez Tube Screamer Miniは、コンパクトなサイズながらも、オリジナルのTube Screamerサウンドをしっかりと再現した優れたオーバードライブペダルです。

シンプルながらも多彩な音作りが可能で、多くのギタリストに愛されています。

価格帯:約8,000円

特徴
  • 低ゲイン設定でブースターとしても、使用できる
  • ロックからブルース、ハードコアなど幅広いジャンルで活躍できる
  • 耐久性に優れているため、長年使用できる

おすすめ商品③:BOSS ( ボス ) / BD-2 Blues Driver オーバードライブ

BOSS ( ボス ) / BD-2 Blues Driver オーバードライブは、温かみのあるサウンドと幅広いジャンルに対応できるのが特徴です。

ブルージーなサウンド、ディストーション、クリーンからクランチ、ブースターとしても幅広く活躍できるため、初心者が1台目に買うエフェクターとしては、間違いないでしょう。

価格帯:約15,000円

特徴:

特徴
  • クリーンからディストーションまで幅広いジャンルで活躍
  • 温かみのある中音域と豊かな倍音で太いサウンドになる
  • ギターの本来の音やピッキングの強弱も表現でき、繊細なニュアンスをだせる

2個目のコンパクトエフェクターは空間系

オーバードライブの次に検討すべきは、ディレイやリバーブなどの空間系エフェクターです。

ディレイは音に奥行きや広がりを与え、演奏を豊かにします。

おすすめ商品①:BOSS DD-3T

BOSS DD-3Tは、クラシックなディレイサウンドと現代的な機能を融合した優れたディレイペダルです。

タップテンポ機能の追加により、より使い勝手が向上し、幅広いギタリストにおすすめできます。

長年にわたって愛されt続けている

価格帯:約15,000円

特徴
  • 温かみのあるアナログディレイサウンド
  • 簡単な操作性
  • さまざまなテンポに合わせて、正確なディレイタイムを設定できる

おすすめ商品②:TC Electronic Hall of Fame 2 Mini

TC Electronic Hall of Fame 2 Miniは、コンパクトなサイズながら、多彩なリバーブ・サウンドと高い音質を兼ね備えた優れたリバーブ・ペダルです。

TonePrint機能によるカスタマイズ性も魅力の一つで、多くのギタリストにおすすめできます。

価格帯:約12,000円

特徴
  • コンパクトなサイズながら、クリアで豊かなリバーブサウンドを実現可能
  • ロック、ポップ、ブルース、ジャズなど、様々な音楽ジャンルに対応できます。
  • TonePrint機能によってユーザー独自のサウンドを作成できるため、個性の表現が可能

おすすめ商品③:EHX Canyon

EHX Canyonは、ディレイ・ペダルの可能性を広げる一台です。

コンパクトなサイズながら、多彩なディレイ・モードと高い音質を兼ね備えており、多くのギタリストに愛されています。

価格帯:約20,000円

特徴
  • クリーンなデジタル・ディレイから、エコー、リバース・ディレイまで、11種類の豊富なディレイ・モードを搭載
  • 外部スイッチや本体フットスイッチによるタップテンポ入力に対応し、正確なディレイタイム設定が可能
  • ディレイタイム、フィードバック、レベル、モードの切り替えに加え、隠しパラメーターへのアクセスも可能

そのほかは必要に応じて購入するのが良い

オーバードライブと空間系エフェクターを揃えたら、あとは自分の演奏スタイルや好みに応じて追加していくのが良いでしょう。

例えば、以下のようなエフェクターが考えられます。

  • コンプレッサー:音の強弱を均一にする
  • コーラス:音に広がりや揺らぎを与える
  • ワウ:音の周波数特性を動的に変化させる
  • フランジャー:ジェット機のような音を作る

これらのエフェクターは、必要性を感じたときに順次購入していくのが良いでしょう。

エフェクターを使うのに当たって、必要な機材

エフェクターを使用する際には、以下の機材も必要になります。

  • シールドケーブル:ギターとエフェクター、エフェクターとアンプを接続するためのケーブル
  • ACアダプター:エフェクターに電源を供給するための装置
  • パッチケーブル:複数のエフェクターを接続する際に使用する短いケーブル

これらの機材は、エフェクターを購入する際に同時に揃えておくと良いでしょう。

お金に余裕があれば、アンプを買うのもあり

エフェクターを購入する前に、まずはアンプの品質を見直すのも一つの選択肢です。

良質なアンプは、エフェクターなしでも豊かな音色を生み出すことができます。

特に、真空管アンプは独特の温かみのある音色が特徴で、多くのギタリストに愛用されています。

ただし、真空管アンプは比較的高価で、維持費もかかります。

予算と使用環境を考慮して選択しましょう。

まとめ

初心者ギタリストがエフェクターを購入する際の優先順位をまとめると、以下のようになります。

  1. マルチエフェクター(または)
  2. オーバードライブ/ディストーション
  3. ディレイ/リバーブ
  4. その他(コンプレッサー、コーラスなど)

マルチエフェクターを選べば、一台で様々なエフェクトを試すことができ、初心者には特におすすめです。

一方、個別のコンパクトエフェクターを選ぶ場合は、オーバードライブから始めるのが一般的です。

エフェクターの購入は、自分の音楽性を追求する楽しい過程です。

この記事を参考に、自分に合ったエフェクターを見つけてください。

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